といっても、日本でです。
彼の事を語りだすと長くなるので省きますが、アメリカに行くことを決めたとき、母に寂しい思いをさせなくて良いように彼は実家に残し、動物好きの母にお世話をお願いしました。
そして、彼が昨日旅立ちました。早朝に、隠れるようにして息を引き取っていたと母から連絡が入りました。彼が大好きだった木のおもちゃと、干ブドウ、干草と一緒に母が庭に埋めてくれました。
一報を受けたときは、ちょうど課題のペーパーを図書館で書いていたのですが、公共の場であるにもかかわらず思わず涙し、母に感謝と悲しみの気持をメールしました。
いままでお世話をありがとう。彼も母と過せて、最後に母に看取ってもらえて幸せだったと思う。最後に会えなかったのは悲しいけれど、ここに来ると決めたときに覚悟したことだし。帰ったらお墓参りしたいです。
と。。。
5分ほど声を殺して泣いていたところ、母からの返事のメールが届き、思いのほか母が落ち込んでるので、母を励ます意味合いもこめて母とメールのやり取りをしながら、単身赴任の父に母に電話をするようにお願いのメールをしたところ。。。
「ママとはメールではなしたよ」
との一文が6時間後に帰ってきました。
うん。。。父よ。期待した私が馬鹿だった。
メールと電話じゃ癒し度が違うんじゃぁ!!!! いくら30年ほど連れ添った夫婦とはいえ、そこは電話しとけ!忙しくても、5分でもいいから話しとけ!
自分の悲しみなんて吹っ飛ぶぐらいの父の能天気さ。
確かに我が母上は人並み異常に強いお方ですが、それでも最近は歳のせいかちょっと弱くなってきてるってのに、なんという能天気な夫(いや、メールの内容をしらないので一概には言えないけど・・・)。
我が母が強い理由がひとつ理解できた気がします。