私はリベラルアールに通っているので、自分の専攻でないクラスもいくつかとらねばなりません。
なので、今学期は宗教哲学と近代日本史(政治学)をとっています。
私の専攻するBioとは全く違った分野でとても面白いのですが、ペーパーの書き方がまるで違うのでかなり苦労しています。
まず、哲学はargumentベースで書かねばならす、必ず何故それを信じるのかをひたすらサポートしながら書かねばなりません。
日本史の方は、まずprimary sourceの定義自体がBio等の科学系と全く違うので、頭に??のマークを浮かべながらリサーチせねばなりません。
科学のprimaryは平たく言えば実験結果を示した論文です。見聞のみの資料はは第2、第3の史料扱いになります。
が、歴史はそもそも実験結果などというものがないので、当たり前ですがPrimaryの定義も変わってくるんですよね。
Scienceではありえないのですが、当時の新聞や、日記なんかも第一史料扱いです。ちゃんと考えればまあ筋は通ってるのかもしれませんが、新聞は第3扱いの科学系人間にとって、ちゃんと頭を切り替えないとちょっと混乱を招くんですよねこれ。
さらに、他文化の事を書いた第一史料なんて数が多いわけでもないですし、そもそも翻訳されてる時点でPrimaryじゃないよねって、歴史のペーパーを書きなれていない私は思っちゃうんですよね。。。
第一、ペーリーさんの手紙や日記ってインターネットで調べても、原文はそう簡単に見つかりませんし。。。
新聞記事だって古いものは簡単に出てこない上、昨日読めた記事がせっかく購入したにも関わらず、次の日には読めなくなってる(NY Timesでこれを数度やられました)なんてこともしばしば。。。
古いものは発展のためにもPubricで使えるようにするべきだと思うのですが、IT大国といえど中々難しい様です。
そんなわけで、多分野にわたった授業をとっていると、レポートに苦労するんだよってお話でした。