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Biology(生物学)を学んでいる大学生のBlogです。

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2/14/2012

思う以上に多いタバコの害

タバコから連想する病気って何ですか?

肺炎? 肺ガン? 味覚障害?


まあ、どれもタバコが原因でなることってありますよね。

じゃあ、今かかってる風邪がタバコのせいだとしたら・・・

以下、解剖学の授業で習った事です。

理科や保険で習ったかもしれませんが、気管には繊毛があって、これが進入してきた病原体を外へ押し出す役割をしています。

しかし、タバコに含まれている有害物質がこの繊毛を破壊し、病原体の進入が容易になってしまいます。

人間の防御システムはそんなに単純ではないので、今度は身体が異物を外に出そうと咳や痰を出し始めます。

この段階でタバコを止めれば、繊毛は回復するので防御システムも早く正常に戻るそうです。

が、それでもタバコを吸い続けると今度は咳をしても異物を外に出せなくなってくるそうです(これのメカニズムは詳しくやりませんでした)

で、最終的には気管に腫瘍ができたり肺の機能が破壊されたりして、酸素ボンベ必須の人生を歩む事になり、酷ければ死に至ります。

最終的な症状はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼ばれ、ここまで来ちゃうと回復は出来ません。一生酸素ボンベとお友達です。

COPDにはならずとも、受動喫煙でも気管はやられます。喫煙者の子供はそうでない両親を持つ子に比べて病気にかかりやすいそうです。

あ、あと日本では大層な麻薬として扱われてるので吸ってる人は極わずかだと思いますが、マリファナでも同様に気管がやられるそうなのでご注意下さい。