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Biology(生物学)を学んでいる大学生のBlogです。

アメリカの歴史が詰まった全米屈指の学園都市、企業家の街、BostonからCAへ転校しました。
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3/06/2012

アメリカで救急車に乗ってみた

いや、これは一昨年の話なんですが・・・

理系はとにかく教科書が無駄に分厚くて大きくて重いものが多いのです。大概は4年間を通して(もしくは2年)使える教科書なので、1冊買えばメインはそれですむ分野もあるので、それはそれでありがたいのですが・・・とにかく、重い。

私の通う大学は、1つの授業が1週間に2~3回あるのが普通なので、2年生まではとにかく毎日何かしらの重い教科書2冊+ノートPC+プリントやらノートを持ち歩いてました。

およそ15Kgのバックパックを毎日担いでいたのが災いしたのか、腰を痛め、挙句の果てには授業後に椅子から立ち上がれないという無残な結果に。

しかし、我が学校には担架が無かったので救急車を呼べとヘルスセンターから指示が。。。

何も知らない私は無論、ERは高そうだなというぐらいの軽い気持でお願いしました。

救急車の隊員2名はとても気さくなおじ様とお姉さまで、楽しく解剖学などの会話をしながら学校の保険が降りる病院のERへ。

ERではベッドに何も処置されないまま2時間放置(緊急性が低いからかも)され、看護師の診察、保険やER使用についての同意書みたいなのにサイン、1時間後に研修医見たいな若いお兄ちゃんが診察、さらに1時間後責任者風の医者に診察され、1時間後に再度お兄ちゃんが現れ薬をくれて終了。

痛み止めを処方してもらうだけなのに5時間もERに拘束されました。

そして後日、学校のヘルスセンターからスポーツ整形外科の医者を紹介され、再度診察。痛み止めとガンダムみたいにがっしりした腰のサポーターを買い、リハビリ室の紹介をしてもらい、そこから2ヶ月ほど週1でリハビリセンターへ通うことに。

そんなこんなで何とか治った腰痛ですが、後日、請求書が来てビックリ。

救急車・・・14万
ER・・・・・・16万
診察代・・・8万
リハビリ・・・6万

計44万(細かい値段ははしょってるので、実際はもっとしてるかも)

・・・保険会社のミスかor病院のミスで保険番号が間違ってたらしく、全く保険が降りてませんでした。

即行で保険会社に連絡したのですが、間違ってないの一点張り。

ヘルスセンターに相談して、解決してもらい、再度来た請求は

救急車・・・10万
ER・・・・・・・4万
診察代・・・4万
リハビリ・・・2万

計20万

きっと保険の種類にもよるのでしょうが、我が大学の学生保険は救急車はあまりカバーされないらしいです。。。

ERは滞在時間単位でお金をとられるのですが、レントゲンを撮ったりすると別途かかるので、それも含めてのお値段です。

これらの代金はローンが組めるので、直ぐに払えなくても大丈夫ですが・・・病気になると破産する国だというのは本当でした。

たかが腰痛で20万。日本って本当に住みやすい国ですよね。



あ、ちなみに親知らずは1本20万だそうです(友人談)