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Biology(生物学)を学んでいる大学生のBlogです。

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5/26/2014

梅干しと減塩問題

子供のころから慣れ親しんだ梅干しは、祖母が漬ける昔ながらの酸っぱいを通り越した、しょっぱい&辛い物でした。

色も真っ赤を通り越してどす黒い感じの赤。無論天然100%で梅、塩、赤紫蘇以外には一切何も入れていません。

塩のドでかい結晶が梅干しの表面に付き、見るからに塩分過多なものが私の中では梅干しなんです。

運動部だった弟は、夏場にはこの塩の塊を1日に3つも食べておりました。



そんな子供時代を過ごしてきたので、子供の頃は市販の梅干しが気持ち悪くて食べれませんでした。

私にとって市販の梅干しは、なんだか甘いようなブヨブヨした物体で梅干しではなかったんです。


昆布梅とか蜂蜜梅とか変にグルタミン酸や蜂蜜の味がしちゃって、もう吐きそうでした。

だから、コンビニのおにぎりで梅味はワースト1だったんです。

でも、おばあちゃんの梅干しは大好きだったので、コンビニに淡い期待を寄せ、梅おにぎりを買っては結局食べれず梅を母に食べてもらうという、なんとも意味の無い事を繰り返しておりました。



今でも、市販の梅はあまり好きではありません。

あのまろやか?な味わいが、私はどうしても駄目なんです。

酸っぱくて、しょっぱくて、辛い梅干しでないと駄目なんです。

でも、この土地には祖母の梅干しは手に入りません(祖母ももうあまり漬けなくなりましたし)。

だからなのか、市販の梅干しも食べれるようにはなりました。



がしかし、やっぱりあのしょっぱくて真っ赤な梅干しが食べたい。

そう思ってググってたら、「塩分濃度は12%ぐらいなのに、酸っぱくてしょっぱくて食べれない。市販の様なまろやかな梅干しにしたい。」という話題をちらほら見かけました。


しょっぱい信者の私から言わせれば、そんな塩分濃度でつけるなら、梅干しなんぞやめてしまえ!です(笑


12%では塩分濃度が低すぎてカビが生え、1年も保存もできません。

最低14%、保存の効くものにしたいなら18~20%はないと無理だと思います。

また、塩分濃度が低ければ酸っぱい梅干しに仕上がります。

しょっぱいからこそ、少量でご飯が進むんです。

しょっぱいからこそ、少量で満足できるんです。

しょっぱからカビやその他の菌が繁殖できず、抗菌作用があるのです。



塩分が気になるなら、食べる量を減らせばよい話です。

1個も食べると塩分が多すぎるなら、半分やそれ以下に分けて食べれば良いのです。丸々食べる必要がどこにあるんでしょう。

余ったのは次の日でも十分に食べれます。箸をつけたものを次の日食べるのが嫌なら、食べる前に事前に分けておけばいいのです。

余った梅干しをたたいて、料理の調味料として使う事もできます。

酢豚やドレッシング、鳥の煮物なんかお勧めです♪


あ、ちなみに梅干しは酸性なのであしからず。