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Biology(生物学)を学んでいる大学生のBlogです。

アメリカの歴史が詰まった全米屈指の学園都市、企業家の街、BostonからCAへ転校しました。
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4/24/2014

解剖ばかりが仕事じゃない

よく、Biology major(生物学専攻)だよって言うと、「あーネズミの解剖とか?」って言われますが、解剖以外の事もやってます。

ってか、Pre Medでもないので解剖以外の方が多いです。

前の大学はpre Med(医学部志望:アメリカの医学部は大学院扱いなのです)が無かったのでBiologyがその代りを担っていて、解剖学もやりましたし、他の授業でもやたら病気関係の話題ばかりでしたが、この大学はBioとpre Medと別れてるので、Biology専攻だと解剖学は必須ではありません。

むしろ、DNAの複製や組み換えをやったり、進化論、分類学、ウイルス学、海洋生物学や植物学といった、様々なBioを学べます。

さらに、選択授業の一つとして分子生物学もあり、その授業ラボではひたすらコードを書てます。

こんな感じで(画像はRNase P)。

Protein Database Bank(PDB)から基の分子構造のファイルをダウンロードしてきて、Jmolというそれを表示するためのソフトを使い、色を変えたり、表示する形を変化させたりして、その分子構造を学び、最終的には好きな高分子を選んで、それについてのWebページを作り(私たちのは実際に使われてませんが、こんな感じ→大学のプロジェクト)、プレゼンという事をします。

この授業、結構好きです。論文を読みながら自分でJmolで色々確認し、それを他の人に説明するためにプログラムを書かねばならないので、教科書を読んでいるよりも大変勉強になります。

ってかひたすらコードを書いてるのが楽しいんです。画像の緑の部分をクローズアップしたいから、とか、論文にあるこの分子はどこにあるんだと探したりとかも、かなり楽しいです。

さらに3Dプリンタで自分でカラー設定等をした分子を印刷してくれるんです。

どこぞのメディアラボでも、エンジニア系でもないのに、大学が所有する3Dプリンタが使えるなのにちょっとテンション上がります。

が、この上の画像のRNasePはNature論文を基に分子構造を知ろうとしたのに、論文に書いてある分子番号が半分以上PDBの情報と相互性が無くかなり困りました。

PDBにもそのNature論文が参考として乗ってるのに。。。(詳しくはPDBで3Q1Rを検索してみて下さい。)

しばらくNatureは信用しない事にしようかなぁ。。。